2022年の振り返り

ご無沙汰しております。最近はNetflixでIWGPの放送が始まったので、第一話から見直そうとしているピータックです。あけましておめでとうございます。高校生の時に見てたドラマなんですけど、大学に入って読んだ小説も好きなんですよね。小説の中のタカシは全く違う雰囲気でそれはそれでカッコいいです。いまでも新作が出ていて、どんどん新しい社会問題に切り込んでるんで、そういうのを知る上でも面白いですね。文庫化されたタイミング見計らってkindleで読んでます。

年の後半は卒業して、日本帰国して働き始めて、と新生活に馴染むと同時に、新しい仕事にも慣れる必要があってゆっくりblog書く時間を取れませんでした。遅くなりましたが、2022年の振り返りをしておこうかなと。

NUSの卒業

まずはNUSを無事卒業できたのが大きな出来事ですね。MBAを志したのがタイ駐在していた頃の2018年くらいで初めてキャンパスビジットしたのは良い思い出です。その際にオフィスから紹介された日本人MBA生の方は今でもシンガポールで活躍されており、帰国前にも飲みに行かせてもらいました。やはり、振り返ってみると、縁っていうのは動いた分だけ新たに生まれてくるもんだな、としみじみ実感します。その方と最後に話したトピック、海外に出ていく上で一番重要な要素は何か、というのは印象液な会話でした。その方が挙げたのは、荷物を少なくし、お呼びがあった時にすぐに動き出せるアジリティ。そして、私が考えたのは、大胆さと慎重さのバランス。これまでやったことが無いことをやるうえで、リスクをとるための大胆さは必須だと思うんですが、同時に事前にその内容を分析・調査してリスクを把握する慎重さも重要だと思います。自分は大胆さに偏りすぎている感があり、他のMBA生のメンバーを見ているとその慎重さの面が不足しており、色々なめんでロスが大きくなっていたなと思います。このあたり、バランス感覚を取りながら、大胆さは残しつつも、慎重さを高めていこうと思います。

卒業に合わせてUTownの寮メンバーで作ったTシャツのロゴ

本帰国

NUS卒業に合わせて、自身の本帰国となりました。振り返れば2016年の30代前半でタイに駐在し、30代の大半は東南アジアで過ごすことになりました。なかなか得難い経験を積むことができ、それらを許容してくれた周囲の人々には多大な感謝を感じております。もう40代がだいぶ近くなってきているのですが、ここからはそろそろこれまでの経験を活かして収穫時期に入っていく必要があるかなと感じています。ただ、人生百年ということで、どうしても仕事だけ、日本だけでは視野が狭くなってくると思うので、折角得られた学習習慣や海外経験を活用して、新たなジャンルにも踏み込んでいきたいと考えております。

シンガポールの夕焼け

コンサルタント開始

さて、これまで銀行員としての経験や事業会社・VCでのインターン経験しかなかった自分がコンサルタントとしてのキャリアをスタートさせたのは自身の大きなターニングポイントの一つです。仕事内容としては中堅・中小企業向けの総合コンサルがメインとなるためより現場に近く、自分に合っているかなと思います。コンサルとしての動き方はまだまだ学び始めたところですが、金融機関やMBAでの学びが活かせるように感じております。特に、最初の時期は経験の長いコンサルとコンビで動きますが、基本的にはソロで企業担当していくことになるため、東南アジアでのネットワークやMBAでの学びは自身の拠り所になっていくのではないかと思います。

個人事業主開業

最後に、昨年9月末に個人事業主として開業しました。恥ずかしながらも屋号を設定し、絶賛確定申告作業に追われています。というのも、私が所属するコンサルファームは50人弱の専属コンサルタントとパートナー契約を結び、仕事をアサインしていく形態をとっているため、専属コンサルタントはみな独立コンサルタントです。確か金融機関時代に関わったアイドル事務所が同じような形態でそれぞれのアイドルと契約していたので、芸能事務所なんかと同じ形態なのかもしれません。完全歩合制ですね。まぁ、リスクはあるかもしれませんが、自分としては自由度の高さが今の働き方を選んだ理由の一つなので、期待の方が大きいですね。特に、定年という概念が存在しない働き方なので、中長期的な観点で自身のキャリアを考えられるのもいいかなと感じています。

まとめ

2022年は学生から社会人に戻ったり、シンガポールから日本に戻ったりと、色々現実に向き合う一年だったかなと思います。それでも、元に戻ったような感覚は全くなく、タイ駐在やMBA経験(と前後のインターン経験)により、日本で働いていた頃には見えていなかった自分のキャリアの選択肢を可視化することが出来たことで、より大きな視野で自身のキャリアを考えることが出来るようになったと感じております。「留学記」というタイトルではありますが、個人事業主となった今後も、お時間あるかたはたまにこのブログを覗いていただければ幸いです。それでは、本年もどうぞよろしくお願いします。