ニート生活の幕開け@バンコク

サワディーカ、最近は珈琲よりも紅茶を嗜むピータックです。
ジムトンプソンファームの桑の葉(マルベリー)の紅茶がお気に入りです。

5月末の退職後も駐在先のバンコクに居座っているのですが、ようやく帰国のフライトを確保しました。7月にもなれば日本の水際対策も緩和され、2週間の自宅等での自主隔離もなくなるのではと思っていましたが甘かったです。しっかり、二週間の隔離生活を行いたいと思います。予定通りいけば7月31日に隔離を終了し、8月~11月を日本で過ごした後、12月にシンガポール進学の予定です。

ところでブログ更新が5月で途絶えてから何をしていたかと、お恥ずかしながらほとんど何もできていません。5月末の会社退職手続き後はあらゆることに対するモチベーション低下しており、エコノミストの記事をフォローしてなんとか英語力維持だけは図ろうとしているのですが、MBA受験中に考えていたTO DOはからっきし出来ていません。

要因はいろいろ考えられるのですが、一つは人と会う機会の減少だと思います。Covid-19の影響で顧客訪問が不可となったり、在宅勤務が始まったり、飲み会が自粛となったり。やはり、人と会うことで自分の存在意義を確認したり、問題意識を醸成していたりしていたんだなと実感します。

また、もう一つの要因として、こちらの方が大きいのではないかと考えているのですが、想像していたフリーの生活と現実生活の間のギャップが大きすぎるというのはあると思います。端的にいえば、企業人であった時と比べて、他人から必要とされていないという現実に直面しているということです。そりゃあそうです。前職時代のクライアントは会社に用があって窓口の自分に連絡してくるのであって、個人の自分に用がある人間なんてほんの僅かです。そうなってくると、自己肯定感は否が応なく下がってしまいます。転職を繰り返し、無職期間を経験した人がブラック企業から抜け出せなくなるのもこういう意識が背景にあるのかな、などと思ったりしています。

そんな中、5月の頭頃から週2~3回のランニングを開始しました。早朝に家の近所を20分程度走るくらいですが、特に感情の整理に役立っていると思います。フリーになったらランニングや筋トレを習慣化したいというのは勤め人時代より考えていたことですが、これは大学時代に受講していた「健康科学」の授業(一般教養)の影響が大きいです。講師をされていた森谷教授が授業内で「オバマ(当時)大統領は就任後、早朝のランニングを週3回から週4回に増やした」、「これは、ポストが上がれば上がるほど、自身の健康維持のプライオリティが高くなる証拠だ」と。そして、「世界一重要な職に就いているであろうオバマ氏が週4回のランニングの時間をとれるのに、我々が時間を取れないはずはない」と(コメント内容はうろ覚えですが)。なので、会社という寄る辺がなくなった後は、体調管理のための時間のプライオリティを高めたいと思った次第です。私の友人もこの授業を契機に大学時代、20kg近くの減量に成功していました。村上春樹氏もランニングを始めたの33歳ということで、年齢を言い訳にせず続けていければと思います。

さて、タイ国内のCovid-19に関するロックダウンもかなりの緩和が進んでおり、7月1日に第5フェーズ規制緩和にて多くの人が待ち焦がれた学校通学が再開される見込みです。残り少ないタイ生活ではありますが、私も気を取り直して社会復帰を図りたいと思います。また、ブログ更新頻度も高めていければと。ブログにこうやって感情を書きつけるのはメンタルデトックスに最適ですからね。

PS. 送別の品としてタイ人スタッフがくれたマグカップにデザインされていた似顔絵(アイアンマン風)をアイコンにしました。また、タイトルの近くに簡単な自己紹介ページ(ピータックについて)作りました。知り合い以外はほとんど読んでいないかもですが、コメント等頂ければ非常にありがたいです。