シンガポールへの道-VISA申請-

お疲れ様です、最近は浅草や銀座で池波正太郎が通っていた洋食屋なんかを見つけることを趣味としているピータックです。新たなスキーマを手にすると、それまで見えていなかった店とかが急に眼に入るようになるから不思議ですね。

さて、最近は新潟にいる同期に会いに行ったり、推薦文を書いてもらった先輩にお礼を伝えたりと、残り少ない日本生活で出来ることをしておこうと色々動いています。一方で、MBA関係としてはようやくビザ手続きが始まったのですが、シンガポールはビザの種類が多く、何が問題かもわからない状態なのでビザの内容とそれぞれの現状を自分なりに纏めておこうと思います。。Covid-19の影響で例年とは色々違いそうですが。

シンガポールのVISAの種類とその現状

①観光ビザ
②長期滞在ビザ
③労働ビザ
④ワーキングホリデーパス
⑤学生ビザ
⑥永住権

①観光ビザ
観光目的で入国するためのビザ。日本国籍保有者は未取得でも30日以内の滞在は可能みたいですね。延長手続きすれば89日まで滞在可能ってのはタイと一緒かな。現状、日本-シンガポール間のビジネストラックを利用(シンガポール政府にSafeTravel Passを申請)することで、日本から短期滞在目的でシンガポールに入国が可能な模様。この場合、日本出国72時間前にPCR検査が必要になるみたいですね。なお、シンガポール入国時、日本帰国時ともに、一部制限はあるものの、自宅隔離は不要なようです。

②長期滞在ビザ(Long Term Visit Pass:LTVP)
90日以上のシンガポール滞在のために申請されるビザ。シンガポールに住んでいる家族を訪問、就職活動、学生ビザを持つ子供の世話(親子留学のイメージですね)などが当てはまるようですね。このあたり現状はややこしい。

③労働ビザ(EP-pass, S-passの二つがメイン)
シンガポールで就業するためのビザ。いろいろな種類があるが、MBA生との関わりは深くないため、いったん割愛。詳しくはこのあたりを参照ください。
●JETRO調査レポート
「シンガポールの就労ビザ取得の概要とシンガポール人雇用促進について」
https://www.jetro.go.jp/world/reports/2018/02/4c08a6af3038fadb.html
●JETROビジネス短信
「新型コロナ禍に伴う雇用悪化で、外国人の就労査証発給基準を厳格化」
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/09/bce1ccec2bf88bd2.html

④ワークホリデーパス
こちらはシンガポールでワーホリする人のためのビザ。6カ月まで滞在可能。18歳以上25歳未満。でもシンガポールでワーホリしてる人なんて聞いたことないな。観光ビザでも90日までいれるから、タイやインドネシアにビザランすれば6カ月滞在もそんなに難しくないから、わざわざこのビザをとるメリットは日本国籍保有者にはあまりない気が。。現状は詳しくわかりませんが、たぶん入国できる優先順位は他のビザと比べると低そう。

⑤学生ビザ(Student’s Pass: STP)
こちらがMBA生が取得するビザ。これもそんなに情報は多くないのですが、8月の段階ですでにNUSのMSBA(Master of Science in Business Analytics:データサイエンティストの養成機関のイメージ)に進学された方は学生ビザを取得して入国されていたので、すでに新規VISA取得は可能となっており、我々もすでに入手手続中です。

⑥永住権
「若者よ、アジアのウミガメとなれ」の加藤さんが取られていたのがこちらの永住権ですね(https://www.leon.jp/lifestyle/9601?page=4)。こちらも情報が少なすぎてよくわからないので割愛。

※問題点
シンガポールで就労する日本人の方々が家族を帯同する場合、就労する方は③労働ビザ(EP-PassやS-Pass等)を取得し、配偶者や子供は③労働ビザに含まれている帯同ビザ(Dependent-Pass)を取得する。そして、現状、この帯同ビザの発行はすでに始まっている模様。一方、MBA生が家族を連れていく場合、本人は⑤学生ビザ、配偶者と子供は②長期滞在ビザ(Long-term social visit pass)で対応していたのだが、こちらのビザ発給が現状では凍結されている模様。
これは、Dependent-visaが③労働ビザのくくりに入っているため、発給が早期に開始した一方、②長期滞在ビザはレクリエーション目的の扱いになっており、ビザ発給が劣後になっているという、ビザの仕切りの問題で扱いが変わってしまっているだけの気がします。でも、NUS MBAの日本人メンバーの多数は家族帯同の予定だったため影響は甚大。

結論

ピータックも、家族揃っての訪星を予定していたのですが、かかる状況から最初は単身渡航となりそうです。そうなってくるとややこしくなってくるのが住居問題。現在、密を防ぐことを目的に寮の入居者を制限しており、我々の代は寮に入れないとの連絡が前回のオリエンテーションでありました。なので、外部の住居を探す必要があるのですが、基本的に家賃は非常に高く、基本的に1年契約なので、とりあえず単身の間は安いところに入って、家族が来るタイミングで広いところに移る、っていう先方は難しそう。さてどうしたものか。。。

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