お疲れ様です、ピータックです。
最近は「バジーノイズ」という漫画を読み始めました。新しい漫画との出会いは、日本にいた頃は本屋で出会うのが常でしたが、海外に住むようになってからはブログやTwitterが多くなりました。だがしかし、この漫画との出会いはSpotifyのプレイリストというレアなケース。神戸を舞台にした音楽制作が趣味の内向的男子と音楽が好きな外向的女子の物語ですね、先が楽しみです。
さて、7月いっぱいでNUSの2ndセメスター(我々の代はCovid-19で入学が半年ずれたため、Special term1/Special term2を2ndセメスターとしています。)が終了し、ようやく残りのコアモジュール(ストラテジー、マーケティング、オペレーション、コンサルティングプロジェクト)が終了しました。今年の1月からフルタイムのMBA生はこれで必修科目は終了となり、あとはそれぞれが自由に選べる選択7科目(28モジュール)を残すのみとなりました。
今回の4科目の感想は別途書き綴るとして、今回はコアモジュールを終えたMBA生の進路について少し記しておこうかと思います。
<交換留学>
ひとつの選択肢は交換留学ですね、人気があるのはやっぱりスペイン、イギリス、アメリカといったところでしょうか。ただ、今年はシンガポールの入国規制がCovid-19の関係で非常に厳しくなっており、交換留学のために国外に出てしまえば我々のような外国人はシンガポールに戻れる保証がなく、このセメスターで交換留学に行くクラスメートは「シンガポール国籍」「シンガポールのPR(永住許可)保有者」がほとんどなようです。彼ら・彼女らは帰国することに懸念がないからですね。シンガポールでの就活のために泣く泣く交換留学を諦めた台湾人の友人もいたりします。
<インターンシップ>
3セメスター以降の選択科目は自由に選べるのですが、ほとんどの選択科目はパートタイマーの生徒も通えるよう、夜(18:30-22:00)または土曜に割り当てられています。このため、MBA生でありつつも、フルタイムでのインターンシップ就労も可能になり、昼はフルタイムのインターンシップ、夜は授業のような生活に変わる生徒もいます。ただ、シンガポールでは外国人向けに就労ビザを発行するのが年々難しくなってきており、就職を前提としたフルタイムのインターンシップを見つけるのも一苦労となっております(2020年9月から就労ビザの要件厳格化)。フルタイムのインターンシップの要件に「シンガポール国籍」「シンガポールのPR(永住許可)保有者」と記載されていることも珍しくありません。学部生時代の就活を思い出して嫌になりますね。
<就職活動>
また、卒業後のシンガポールでの就職を見据え、早々に就職活動を始めるクラスメートもいます。よくあるプランとしては、3セメスターとその次のWinter breakで就職先を見つけ、最後のセメスターからはパートタイマーに移行するという方法です。NUSのMBAでは一度だけ、「フルタイムからパートタイム」または「パートタイムからフルタイム」への転向が認められています。このため、「早めに仕事が決まりそうだが、授業があるので入社できない」という事態は避けられます。いい仕事が見つかればそのタイミングで学生ビザを就労ビザに切り替えることが出来ます。なお、参考までにパートタイムのMBA生が一旦仕事を辞め、フルタイムの学生に切り替えるというパターンもあります。たとえば、「シンガポールに駐在で来ていたが、帰国命令が出たため、仕事を辞めてフルタイムの学生に転向してシンガポールに残る」、「シンガポールにいながら転職活動をするための時間の確保」などのために使われてるみたいですね。ただ、パートタイムで入学した際にGMATを免除されていた生徒はフルタイムへの転向に際し、GMATのスコアメイクが求められるようです。もう思い出したくもないですね。
ということで、大まかにコアモジュール終了後のNUS MBA生の進路を記しておきました。ところで、私の次のセメスターの予定はというと、すでに日本に一時帰国し、次のセメスターは休学する予定です。このあたりはまぁ、いろいろややこしいところがあるので説明はまたの機会に。ということで、つかの間の日本滞在を楽しみたいと思います。
ではでは。