プレMBAインターンシップ開始@東京

こんにちわ、ピータックです。
最近はiPhoneからandroid(いわゆるグーグル携帯Pixel3a)に乗り換えたところ、DQウォークの引継ぎが出来ず、強制的に卒業できたピータックです。ちなみに最新式(Pixel4a)ではなく、一世代前のバージョンです。

さて、先週の日曜に京都から東京に移動し、久しぶりの一人暮らしが始まりました。住まいはAirbnbで確保したために賃貸契約もなく、家具も備え付きのため、大きな引っ越しもなく、スムースに3か月の浅草での東京生活が始まりました。時間が出来れば、両さんの聖地巡礼でもしたいもんですね。

さて、標記の通り、9月1日よりプレMBAのインターンシップが始まりました。インターン先はシンガポール・タイ・日本等に拠点を有するフィンテック系(オンライン決済システム)のスタートアップ企業です。前回のブログ記事にも簡単に書きましたが、タイにおられた日本人のNUS MBAアルムナイの方がこの会社のタイ法人にて働いておられ、日本本社にご紹介いただいたという経緯です。

しかし、前職がいわゆる昔ながらの日系企業であったこともあり、ギャップは非常に大きく、キャッチアップするのに大変苦労しそうです。まず、支給されたPCがMacbookProであったため、キーボード操作から慣れることから始まりました。しかし、それより衝撃だったのはオンラインサービスをフル活用したリモートワークを行っていたところでした。

前職では外部サービスの利用は基本的にNGであり、自社内で開発したシステムばかりしか使っていなかったのですが、最近は様々なクラウドサービスが生まれており、いろいろなサービスが提供されています。データ保管庫としてのGoogledriveを筆頭に、コミュニケーションツールとしてslack、財務管理はマネーフォワードやfreee、人事系でいえばsmartHR、オンライン署名サービスとしてはHelloSignやCloudSignなども出てきており、これらのクラウドサービスを利用すれば初期投資を抑えつつ、経営管理をシステム化することができますし、リモートワークの導入もすごくスムースに出来るのではないでしょうか。(参考)Wantedlyの経営管理のシステム&フローを図解してみた。

私が日本で中小企業のクライアントと接していたのはもう五年前になるのですが、会計システムにクラウドソフトを導入していた企業はほとんどいませんでした。その後、タイ駐在となり、海外に進出している中小企業とたくさん接しましたが、こういうシステムを導入している企業はあまり多くなかった印象です(独自にエクセル等で数字を管理している企業は多くありましたが)。かくいう私のいた事務所でも、領収書などの会計資料をすべてコピーに取って会計事務所に物理的に持っていくとともに、そのコピーをPDFにして取り込み、日本にある本社にメールで送るというアナログな作業をやっておりました。月末にメールの容量が足りず、何度送っても送付できず、PDFの容量を減らすために分割してPDFに取り込みなおす、というような作業は今思い出すだけでもイライラしてきますね。

確かにセットアップなどは難しそうに思えますし(やってみれば意外に簡単ですが)、これまでの仕組みを切り替えるのは面倒に思えますが、外部の税理士等とクラウド上でデータのやり取りができるなど、メリットはかなり多そうです。(参考)中小企業の身の丈に応じたクラウドサービスの普及支援の在り方について 中小企業庁もやはり、このあたりの問題意識はあるみたいですね。なんてことを考えていたら、こんな資格が出来てました。スマートSMEサポーター しかし、こういうシステムの導入は企業内部の経営管理体制を理解しておくことが前提となるはずなので、こういうところにも中小企業診断士の生きる道はまだありそうですね。日本には至れり尽くせりの補助金もたくさんありますし(IT導入補助金)。

さて、今回はMBAというよりも中小企業診断士的な記事となりましたが、今後もスタートアップ企業でのインターンという刺激的な経験の中で見えたものを残していきたいと思います。

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